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後発医薬品「ジェネリクス医薬品」を上手に使う

time 2017/04/25

後発医薬品「ジェネリクス医薬品」を上手に使う

診療所や病院で処方される薬(医療用医薬品)には、2書類あることをご存じでしょうか。

1つは、新しい効能・効果があり、臨床試験(治療)によりその有効性や安全性が確認されたうえで認められる「先発医薬品」。
もう1つは、先発医薬品の特許が切れた後に、同じ成分を含み、先発医薬品と同等であるとして認められる「後発医薬品」です。

後発医薬品は「ジェネリクス医薬品」と呼ばれます。
後発医薬品は、開発にかかる費用が少ない分、先発医薬品より価格が安くなっています。
そのため、医療費削減を目指す国は、後発医薬品の使用を促進する政策を打ち出しています。

2008年4月からは、医師が「後発品への変更は不可」と明確に意思表示をしなければ、たとえ処方箋に先発医薬品の名前が書いてあったとしても、薬局で薬剤師が後発医薬品に替えて調剤することができるようになりました。

患者さんにとっても、後発医薬品を使用すれば、自己負担が安くなるというメリットがあります。
後発医薬品メーカーが、テレビコマーシャルなどで積極的にPRしていることもあり、患者さんの間でも、後発医薬品に対する関心が高まっているようですね。

 

患者の希望を考慮

一方、医師の間には、後発医療品に対して懐疑的な見方がないわけではありません。
以前は一部に粗悪な後発医療品が流通していたこともあり、いまだに「安かろう、悪かろう」というイメージを持つ人がいるためです。

後発医療品は、先発医療品と“同等”ではあるものの、必ずしも“全く同じ”とは限らないことを問題にする人もいます。
それはその通りで、後発医療品の場合、薬の主成分が先発医療品と同じであることは当然としても、添加剤は先発医薬品と異なるものを使用することが認められています。

多くの医師はは、患者さんの意見を聞きながら、その人に合った後発医薬品を使っていこうという考えでしょう。
その際は、単に安ければよいというのではなく、効果や副作用の点で、後発医療品と変わらないことが前提となります。

2008年の7月、高血圧の薬であるアムロジビンに、後発医薬品が初めて登場しました。
ある医師のケースで、患者さんに対して、先発医薬品と後発医薬品の両方の値段を示したうえで、どちらを希望するかを聞き、基本的に希望通りの薬を処方するようにしました。
その後の経過を見ても、特に変わったことわなく、スムーズに変更できています。

以前に、コレステロールを下げる薬であるプラバスタチンに後発医薬品が登場した時も、同じことを行った結果、43人の患者さんを対象に、先発医薬品を後発医薬品に変更した前後で、コレステロールの値を測定し、ほとんど差がないことを確かめたそうです。

このように、治療効果に変化がないことが分かれば、医師も自信を持って、後発医薬品を処方できるでしょう。

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