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固有の血圧について

time 2017/04/17

固有の血圧について

血圧とは

血圧の意味は血液が血管にかける圧力言います。
心臓が収縮する時に流れる圧力を最高血圧といい、心臓が拡張する時に流れる圧力を最高血圧といいます。

1977年に高血圧のガイドラインが基準値として決められ、そのときの基準値は、最高血圧が160、最低血圧が95と決められました。
1999年まではこの基準値で高血圧を判断していましたが、2004年にガイドラインが改定になり、最高血圧が140以上、最低血圧が90以上を高血圧としたことにより、この結果日本では、5000万人が高血圧症となりました。

この30年の間で、このような劇的な変化が日本人にあったとは思えないので、血圧とはどんなものか調べてみることにしました。

 

高血圧に関係する病気

高血圧により下記のような病気になりやすくなるとされています。

【脳関係】
脳卒中全般、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、高血圧脳症。

【心臓関係】
心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈。

【その他臓器等】
腸閉塞、腎障害、腎不全、網膜出血、網膜はく離、めまい、耳鳴り、聴力障害。
高血圧がこのような多くの病気の原因の1つになる為、高血圧のガイドラインが上140、下90だと日本では、5000万人が高血圧症となり、医師より薬による治療を受けることになりますが、はたしてこれでいいのでしょうか?

 

高血圧のガイドラインについて有名医師の意見

Q.血圧が上140、下90以上の数値設定に賛成だ?

【YES】

上山博康[脳神経外科:旭川赤十字病院 脳卒中センター長]
高血圧のある人は脳卒中になりやすい血管系をしている。目安として必要。

新見正則[血管外科:帝京大学医学部附属病院 助教授]
140以下であれば、大丈夫だというお墨付き。超える場合は、医者が気をつけないといけないメッセージ。

秋津壽男[内科:秋津医院 院長]
基準値としては妥当。

森智恵子[皮膚科:シロノクリニック恵比寿本院 副院長]
基準値としては妥当。

【NO】

南淵明宏[心臓血管外科:大和成和病院 心臓病センター長]
160くらいあってもいい。設定が低すぎる。

南雲吉則[乳腺専門:ナグモクリニック 院長]
健康的な生活を送っている人にとっては、180ぐらいあっても病気とは言えない。
糖尿病、心臓病を持っているようなひとが、140ちょっと超えたぐらいでは大丈夫だろうと考えることの方が逆に問題で、危険因子がある人は血圧に注意しなければいけない。
健康的な生活を送っているひとは、ちょっとした血圧の上昇に一喜一憂する必要はない。

金 武英[循環器内科:梅丘内科 院長]
人には固有の血圧があり、165がその人にとってちょうどいいのなら、その人にとっての血圧は165がよい。
数字にとらわれすぎて、ドクターのなかには、下げておかないと何か言われると思う人がいる。5000万人が高血圧というのは、成人の半分以上で国民の大半が高血圧になって、国民の大半が病気になってしまう。実情に合っていない。
男女の区別、年齢のファクターが入っていない。固有の血圧の数字なのか、今の数字なのか。変動する血圧をごっちゃにしている。
例えば、暗算するだけでも30くらい血圧はあがる。
ガイドラインによって、多くの患者が作られている。

(高血圧はくすりでさげるな)の著者
浜 六郎[内科:NPO法人医薬ビジランスセンター 代表]
1999年まではこの基準値は、上が血圧160で下が血圧95と決められていた。
このときは、141から159まではボーダーラインと言っていた。
今回の基準ではそのボーダーラインも全部高血圧にしてしまった。
ガイドラインは低く設定しすぎている。基準を決めた根拠が曖昧すぎ。

以上のような意見でした。

 

 

変動する血圧について

固有の血圧の数字なのか。今の数字なのか。
医療機関で計った血圧を個人の血圧とするのは大きな勘違いです。

例えば、暗算するだけでも30くらい血圧はあがります。
運動した後では、50〜80位血圧が上がります。1日の普通の暮らしの中でも血圧は変動するものです。
では、人間の血圧は1日の中でどのくらい変化するのか?
24時間測定で計った血圧の変化をみてみましょう。

携帯用自動血圧計を装着し、15分毎に自動的に血圧を測定します。
計った人は、少し血圧が高めの68歳に女性です。

測定開始時、上145、下90 緊張のためか少し高め。
午前6時起床 上145、下95 少し高め。
しかし、30分程度で 上120 下85に下がる。
その後は、上140 下90より下のほうで上下変動しながら安定。
昼の食事の支度で、上158 下90と急に血圧が上がった。
その後は、上140 下90より下のほうで上下変動しながら安定。
夕方に上の血圧が最高値に、上168 下53これはパソコンで仕事のため。
その後急激に下降、上117 下80 これは遅い昼寝のため。
その後は、上140 下90境に上下変動しながら安定。
午後11時に就寝、上138 下80。
就寝中は血圧が下がりだし、最低で上117 下60。
その後、だんだんに上がりだし起床した6時には、上140 下90になった。

その後、二人の女性で計測しましたが、血圧は同じように常に変動していました。
このように、血圧は常に変動するので、決して1回の想定で判断しないでください。

金 武英[循環器内科:梅丘内科 院長]、(高血圧はくすりでさげるな)の著者
浜 六郎[内科:NPO法人医薬ビジランスセンター 代表]によると、

「しかし、このような血圧の変動を全く理解していない医師が多いし、一瞬たりとも140超えてはいけないと思い込んでる医師もいる。また、下げれば下げる程いいと言ってる医師もいるので、注意してください。」

とのことです。

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